やっすいクロッキー帖に、以前描いた絵を貼った雑記ノートが、最近いつも作業机のどこかにあります。
その名の通り、だいぶざっくりした用途に使っています。That's、雑。
ICレコーダーの中のしばらく使いたい音源のナンバーだったり、ツイキャスやチラシのコンビニ払い番号メモ、こんな感じだったっけと描いてみた帽子のかたち、稽古動画を見て思いついた段取りいくつか、まとまらない言葉の数々。
昔から、ノートとか本の形状のものが、好きなんだろうな。と、こっそり思っています。
子供の頃、厚紙をどこからともなく手に入れると(お菓子の缶の中敷きや、シャツの袋に一緒に入ってるのとか)、なんか折って、白い紙を何枚もはさんでホチキスでとめて、自分だけの本のつもりになって、なにやら描いたり書きつけていたりしていました。
すごく身近でボロボロになるまで書いて使って、そのあと何年かはとっておくけど、ある日ふと「置いとくと、かさばるなー」くらいの気持ちで全部あっさり捨ててしまうような雑記ノート。
それって、けっこう素敵なノート人生だと思うのです。
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