今日は早朝から(いや前夜から)みっちり、やることがたくさんあったので、夕方早めに電池が切れていったん眠りについたのです。
虫の音も涼しい秋の夜。
すやすやと眠っていたいですよね。
月もきれいですよね。
そんなふうに眠り続ける私の上を、しっぽをタヌキのようにふくらませた黒猫ネルが「どどどどど」と何度もかけぬけてゆきます。
「りえちゃん起きてー!あそんでー!ねえりえちゃんてばー!」
…眠ってるんだってば。
そのうちに台所から、テーブルクロスごとなにかをひっくりかえした音がします。なにをやっているのでしょうね。
あきらめて起きてゆく私がネルをじゃらしたりおやつをあげたりだっこしてお話したりして、そうこうしているうちに自分でも
「あ、そうだ、あれ書いとかなきゃ」などなど、思い出すものいくつかで作業机に向かっていると、わりとすぐに、その後ろであばれつかれたあまえんぼうが、ころんと床にたおれて眠ってしまっていました。そう、君の名は、幸せちゃん。
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