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naitou

「前の猫と」


前の猫と昔の部屋の写真。

日付を見ると2006年1月とあって、「え」と思います。

2006年て。…いつ?


さっき帰ってきて、ぷりぷりしているネルコをあっためてなだめて、今年もあと数日だというのに数々の宿題をカウントしていました。

明日も早いのです。


とても楽しい、いい夜でした。

この記憶は、近いうちにちゃんと描いておきます、お楽しみに。

たくさんありすぎて全部描いていたらとても長くなってしまうので、今日は先にひとつだけ。


CDで『三叉路から』を聴く時、私がいつもなんとなく思い浮かべていたのは、下北沢の王将の手前の三叉路でした。

駅からゆるくずうっと降りて行って、右はトロワシャンブル方面、目の前に三叉灯(昔はなかったかな)その先に王将。左方面の道はココイチやなんかを戻っていって本多劇場の前にいつかまた出る道。

昔、劇場で退出時間くらいに私がなにかくちがきけない感じになっていた時、ずっと親しかったスタッフの女性が「ちょっとクールダウンしていきましょっか…?」と、そのルートで夜遅い下北沢の雑踏の中を一緒にひとまわりしてくれて、その間ぽつぽつと少しだけでも状況を話せた時の優しい記憶を、『三叉路から』の詩とメロディに自然に思い出すことが今まで何度もありました。

そしてそれはきっと、2006年くらいの記憶なのでしょうね。

私は今日、その私の思ってた三叉路の先に見えた440で、この曲をバンドのアレンジで聴けたことはなんだかとても嬉しかったのでした。


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