こわくていやな夢を見て目が醒めたら、両肩と背中が冷水を浴びたかのように芯から冷え切っていることに気づきました。
息をついて台所でお茶を飲んでいると、ねぼけまなこのネルが足元に頭をすりよせてきました。
そのむくむくの黒毛に触っているうちに、なんだかだんだんあったまってきて、もうちょっと眠ろうかなと、猫を持って、一緒に毛布にくるまってみたのでした。
元気じゃない時は、もう無理しないことにしています。
むかし、さんざん無理したから。
元気なふうに見せるのも、仕事のうち。と思っていたから。
それはそれでもちろんだいじなことだと思うのだけど、その時その場の自分の声が出せなくなるような状況になってまでの無理は、もういい。
よく使う色がなくなってきたので、今度世界堂へ行って、いくつか買い足さなければと思っています。
この夏は、楽しんで絵を描いていられますよう。
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