今日はとてもいい日となって、いくどか強く泣いてしまいました。
もう帰らない、思い出したくもない日々。
ううん、楽しかったのかもかけがえがなかったのかも、もう何もわからないけんめいな日々。
そんな私の2000年代のあらゆる景色を、ともにかけぬけてゆくかのようだったこの歌声の大切な曲たち。
大好きだった歌を、もう目を伏せないでいい、大切に聴こう。
今日のことは、後日あらためてきちんとゆっくり書いておこうと思います。
今こんなに笑って楽しくすごしながらこれらの歌を聴く日が来るだなんて、あの頃まるで思わなかったから。
私の仕事時代の携帯の着信音は、ずっと「デイドリームビリーバー」と、GOMES THE HITMAN「サテライト」でした。
寒い事務所に鳴る新しい仕事のお知らせ、制作楽屋で受ける「すみませんコヤ入りちょっと遅れます」の連絡電話、なかなかにきつい緊急情報、しんみりするうちあけ話。
その電話でその曲を鳴らしていたひとのほとんどは、もう会うことも話すこともありません。今どうしているかも考えません。
ああでも、そんな時代が、自分の中に確かにあったんだな、そしてそれすらも糧にちゃんと明日は来るのだなと、今日現在の「サテライト」を聴きながらあれからも確実に育っていた自分を垣間見ることができたような気がするのでした。
帰り道の電車では、
今日聴いた歌詞だか、自分の言葉だか、
わけもわからずノートに書いておきたくなるような気持ちでいっぱいでした。
このひとつき近く燃え尽きていた私にも、ついにここでスイッチが入ったもようです。
また明日!
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