駅周辺、もうじきなくなってゆく景色をカメラにおさめようとする人が、近頃とみに増えたように思います。
方法はひとそれぞれ、なんでもいい。
この日々は観光やイベントではなくて、続く年月のいとなみであること、であったこと。
そして、どんな物語にも日々は続いてゆくことを、私も誰かも、ひとごとのようではなくて大切に胸にわかってゆけますように。
ネルネルが、めずらしく前の猫のケージに入って夜じゅうくつろいでいたので、朝になってそっと
「何か話せた?」
と訊くと、
「いやとくに」
あくびまじりに、なぜかちょっとおとなっぽい返事がかえってきました。
ネルも、ないしょごとする年頃になってきたのかしらね。
昨日の帰り道は、あまりの寒さに涙目でした。
今日はいい天気、少しでもあたたかいといい。
そして新しいノートは順調に綴られてゆきます。
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